家庭菜園「長ネギ栽培のコツ」

長ネギを育てよう

 

 

長ネギは、こまめに手をかける人ほど案外栽培に失敗して、反対に多少ずぼらな人の場合の方が順調に育つと言われているように、結構丈夫なのが特徴です。

 

 

植付けする前に畑を耕す必要がありませんし、元肥を施さなくても大丈夫です。注意点は追肥の回数が多いことで、これは忘れずに行なってください。

 

 

ネギは品種が多くて、味にも大きく差がありますから、各人の好みの品種を選ぶこともポイントです。

 

 

ネギ(葱)は、中国西部が原産地のユリ科の多年草で、日本では食用として非常に多く栽培され、古くから薬味として利用されている、食卓には欠かせない非常に身近な野菜です。

 

 

ネギの栽培には、主に葉身を利用する葉ネギ栽培と、白く軟白した葉鞘の部分を利用する長ネギ(根深ネギ)の栽培がありますが、ここでは、主に長ネギの栽培について紹介していきます。

 

 

長ネギは栄養面でも優れています。長ネギの白い部分はビタミンC、地上部の緑色部分にもカロテン、ビタミンC、ミネラル等が豊富に含まれていますし、独特な個性のネギの香りには、アリシンが含まれています。

 

 

アリシンは、ビタミンB1の吸収を促進し、血行促進、疲労回復の効果もあるとされています。さて長ネギの作型や品種ですが、「ホワイトスター」、「一文字黒昇り」、「石倉一本太」、「雷帝下仁田」などが代表的でしょう。

 

 

長ネギの苗の植えつけ時期は、春(3月中旬~4月下旬)か夏(7月上旬~8月上旬)ですが、初心者でしたら夏越しが楽になる夏植えの方がいいでしょう。