家庭菜園「長ネギ栽培のコツ」

害虫対策

 

 

害虫対策も行っておきましょう。一番多いのがアブラムシです。アブラムシが発生したら、食品成分を使用した殺虫殺菌剤(ベニカマイルドスプレーなど)や、天然のヤシ油を使用した殺虫殺菌剤(アーリーセーフなど)で退治します。

 

 

住友化学園芸のベニカマイルドスプレーは、食品から作られ、野菜や花に安心して使える自然派志向の殺虫殺菌剤で、有効成分がアブラムシ、ハダニ、うどんこ病菌を包み込んで退治してくれます。

 

 

薬剤抵抗性がつきやすい害虫にも効果的で、臭いがなく、野菜類には収穫前日まで使えるうえに、使用回数の制限も無いのでお勧めです。スプレー剤でそのままスプレーできます。アーリーセーフもハーブや野菜類のアブラムシ、ハダニ、うどんこ病の同時防除に効果的です。

 

 

こちらは天然物(ヤシ油)由来の有効成分なので、有機農産物栽培でも使用できます。臭いも少なく、収穫前日まで使用できるので、家庭菜園には最適です。乳剤なので水でうすめて散布してください。

 

 

ネギアザミウマも悩みのタネです。アザミウマは吸汁性害虫で、確認されているだけでも200種類以上もいます。これの防除には、殺虫剤となる粒剤(モスピラン粒剤やベストガード粒剤など」を、植えつけ時に土に混ぜ、苗を植えればOKです。万が一発生した場合には、スミチオン乳剤を散布して退治します。

 

 

ネギハモグリバエは、葉に絵を描いたように食害する被害症状から、通称「エカキムシ」とも呼ばれますが、これの防除は、殺虫剤となる粒剤を植えつけ時に土に混ぜてください。発生したら、マラソン乳剤を散布して退治します。