家庭菜園「長ネギ栽培のコツ」

収穫までのその他の作業

 

 

収穫までのその他の作業を説明しておきます。前項までにも出てきた「土寄せ」ですが、これは初回以降は月1回のペースで同様に行います。

 

 

最後の土寄せは、秋まき、翌春植えの場合なら5月頃、春まき、夏植えの場合なら10月頃になります。収穫はその1カ月後あたりが目安となります。

 

 

さてこうして収穫時期を迎えることになりますが、ネギの軟白部が40~50cmになったら収穫のタイミングです。引き抜き方は、埋めた溝の部分を掘り起こしますが、この時に反対側からも同様に掘って引き抜くようにすると、上手くいきます。

 

 

更に丁寧にするなら、くわ(鍬)で株元の土を掘り起こすのも効果的で、長ネギを傷つけないように注意しながら、土を除いた側に倒すようにゆっくり手で引き抜くといいでしょう。無理に抜こうとするのは禁物で、ちぎれてしまうこともあるので、とにかく丁寧にゆっくりと収穫するようにしてください。

 

 

ここまでは家庭菜園での栽培方法でしたが、どうしても家庭菜園が確保できず、プランターで栽培せざるを得ないという人もいるかもしれません。長ネギには根深ネギ(長ネギ)と葉ネギがありますが、長ネギをプランターで栽培しようと思えば、相当深いプランターが必要になってしまうので、ここでは代わりにプランターでも育てやすい葉ネギを植え付けることをお勧めします。これなら、深さが8cm以上あれば鉢でもプランターでも栽培が可能です。